結構 好きで読むんですけどね 七瀬ふたたび

七瀬ふたたび
七瀬ふたたび DVDセット 格安価格 ¥7200 消費1万円以上送料無料
¥7,200

最近筒井康隆を読み始めました。有名作家なので敬遠していたのですが、すごく面白かったです。(『旅のラゴス』)今は『巨船ベラス・レトラス』を読んでいる途中ですが、ギャグがおかしいです。来週は

長距離移動があるので『虚構船団』を読もうと思いますが、そのほかにオススメはありますか?ご教示ください。

『宇宙衛生博覧会』
は印象が強いです。
息ができないくらい可笑しいところもあるし。
たぶん、彼のある時期のピークだと思います。
※↑私も「関節話法」で笑い死にしかけました。
もう、助けて、い、息ができないよ〜、と床をのたうちまわりました。
最高ですよね。

ギャグ云々はメインではないですが、七瀬三部作もおすすめします。
『家族八景』
七瀬ふたたび DVD
『エディプスの恋人』

以上新潮文庫です。


筒井康隆は、プロジンで書くようになってから、
『文学部唯野教授』
あたりまでしか読んでいませんので、最近の作品は知りません。
m(_ _)m

[宇宙衛生博覧会]は絶対にオススメ。

私も、学生時代しか筒井は読んでませんが、この本は息が止まります。

笑い過ぎて。

中でも、[関節話法]だったかな?は、狂気の世界です。

タイトル忘れましたが、南国の貧乏な国が、一漕の漁船に乗って、日本に宣戦布告して攻めて来る話。

日本政府が右往左往します。

ネタばれするから、オチは言わないけど、なるほどな話でした。

他には、桐生夏生と湊かなえは、だいたい読後感が非常に悪いので、読むと中毒起こします。

何故読み始めたか きっかけは忘れましたが

昔 読んだ「俺に関する噂」は独特の世界観があって面白かったです。

ああいう 短編(中篇?)が幾つか入った物が元々好きです。

ただ・・・彼の作品は面白いけど えげつなかったりして苦手なのもあります^^;

こう思うのは私だけかもしれないですが・・・
それほど仲良くない知人とかに 「私、彼の作品が面白くて好きなの!」・・・って何となく
言いづらい感じです^^;

結構 好きで読むんですけどね。七瀬ふたたび DVD BOX

中学生の時、学習塾のバイト教師(大学生)から勧められたのが「農協 月へ行く」でした。これを女子中学生に勧める男子大学生って・・・(苦笑)。
個人的に特に気に入っているのは既に他の方々が紹介済み(一押しは「パプリカ」です。)なので、私は「富豪刑事」をご紹介します。SFとはかけ離れています。一応ミステリーなんですが、私はコメディだと思っています。連作短編という形なので、あまりじっくり時間が取れない時でもサクッと読めます。鈴江さんと喜久右衛門のお約束のやりとりがおもしろいです。

じゃ、わたしは『朝のガスパール』(新潮文庫)を。
現実と虚構を主軸においた朝日新聞連載小説。投書やネット投稿も小説に反映させた傑作(傑作以外が思いつきません)。

こんな本もありました。
『筒井康隆全漫画』 奇想天外文庫

◆「パプリカ」はいかがでしょう?(*^-^*)

夢をモニターで見たり夢に介入したりして精神疾患を治すことができる、という設定です。サイコセラピー治療の第一人者・千葉敦子、実は裏の顔は「夢探偵・パプリカ」。敦子女史は20代後半の落ち着いた美女なんですが、パプリカちゃんは10代の少女(ジーパンと赤いシャツ、そばかすというお転婆なイメージ)。患者の夢のなかに登場したパプリカは、患者本人と会話をしながら夢の分析を行い、回復を促します。
サイコセラピー機器の開発者・時田浩作、ノーベル賞ものの開発をやってのけてしまう人物ですが、彼が開発した機器「DCミニ」が盗まれます。盗んだのは院長派!敦子は盗まれた「DCミニ」を奪い返そうとしますが。。。。
夢と現が入り組んでどちらにいるのかわからなくなるところなどが面白いです。


長距離移動とのことで、長編をお勧めいたしました♪この作品は比較的新しいものですが、ワタクシは個人的には古い作品群が好きです。
「七瀬」シリーズは短編〜中編の長さですが、ヒロインの火田七瀬はワタクシにとって「パプリカ」が現れるまでの相当長きに渡って不動のアイドルでしたっ☆

「メタモルフォセス群島」短編集 ※現在、絶版ですが多分図書館を当たれば在庫あると思いますので、ぜひ読んでみてください。
収録作品「毟りあい」、「五郎八航空」、「走る取的」、「喪失の日」、「定年食」、「並行世界」、「母親探し」、「老境のターザン」、「こちら一の谷」、「特別室」、「メタモルフォセス群島」。

感想:作者の特徴である、最初は現実的なシチュエーションで入り、どんどん非現実な空間にヒートアップしていく、その過程がこれでもか!という勢いがあって面白いです。
特にお気に入りは「喪失の日」本当に馬鹿馬鹿しくてよくぞここまで考え付くなと感心してしまうほど、あるエリートサラリーマンの壊れていく様子が予想外で筒井康隆の発想の「凄さ」をしみじみ感じました。
但し、くれぐれもこの作品は電車の中で読まないでくださいね。絶対途中で吹き出してしまい、周囲の人達に変な目で見られますから。
もう一つは「こちら一の谷」源氏と平家の一の谷の合戦を史実に基づいて再現するとどうなるかというストーリーなのですが、途中で各所で語られている源平合戦の縁の土地や伝承に基づいた架空の人物なんかも登場してきて、史実に照らし合わせるとどうにも辻褄が合わないことが多々出てきて、最後はしっちゃかめっちゃかになっていきます。やっぱり筒井康隆は只者じゃないです。七瀬ふたたび 通販

他に、純粋なミステリとして傑作なのは
「ロートレック荘事件」最後のドンデン返しにびっくりし、絶対最初から読み直したくなること請け合い。これは必読です。